Excel の画像貼り付けサイズを圧縮する一番簡単な方法

【目次】

Excel 画像サイズを小さくする

Excel に画像を貼り付けていくといつのまにかファイルのサイズが大きく膨れあがります。例えば画面のスクリーンショットを連続で取得する場合などはファイルを貼り付けるごとに大きくなるでしょう。場合によっては10Mを超えてしまうかもしれません。

そんな場合に手軽にファイルサイズを小さくする方法を紹介します。

(注意)ただしExcel365ではデフォルトで貼り付けられた図は自動で圧縮されるようです。試しにExcelファイルに3Mのべた塗りの bmp ファイルを張り付けて保存したところExcel のファイルサイズはたったの13Kとなりました。自動で圧縮されているようです。

Excel の機能で圧縮する

Excel の機能で圧縮することは可能です。しかし実際にはそれほど圧縮できないようです。次の手順で実行します。
Excel 365では次の手順で実行します。
(1)図を選択します。
(2)［図の形式］タブを選択します。

Excel の図を圧縮する

(3)［図の圧縮］を選択します。
(4)次のオプションがあります。
・「この画像だけに適用する」
この図だけ圧縮する場合はチェック、他の図も圧縮する場合はオフにします。

・「図のトリミング部分を削除する」
トリミングする場合はチェックします。

(5)[OK]をクリックします。

以上で圧縮されます。ただし場合によってはほとんど圧縮されない場合もあるようです。
これ以外の手順も紹介します。

画像の形式を変更する

貼り付ける前に画像の形式を変更しましょう。一番小さいのはBMP(モノクロ)ファイルです。

実行した結果は以下の通りです。

JPGの場合：約11M
GIFの場合：約10M
BMP(256色)：約2.7M
BMP(16色)：約1M
BMP(モノクロ)：0.2M

モノクロの場合は一気に 1/50 程度のファイルサイズとなりますが白黒となります。
16色でもかなり画像はあらくなります。ただしシステムテストのエビデンスの場合は16色で十分でしょう。

ちなみにBMP(24ビット)はとても巨大になります。注意が必要です。

画像編集ソフトで種類を変更する

例えば画像を貼り付ける場合、画像編集ソフトで種類を選択するとよいでしょう。
以下の例では Windows 標準の画像ソフトであるペイントで画像フォーマットを選択しています。

拡張子を変更する

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