[ホーム] - [Windows 10 FAQ 一覧] - [VMware におけるVM-Generation ID]



作成日:2020/02/12
更新日:2020/02/12
対象:Windows 10

VMware におけるVM-Generation ID




【目次】


VM-Generation ID


VM-Generation IDを個人的に調査しました。そのときのメモを残します。
VMware ではドメインコントローラをスナップショットやコピーから戻した場合にWindows ADに不整合が発生してUSNロールバックが発生しないような仕組みが存在する。これをVM-Generation IDと呼ぶ。Hyper-Vなどがサポートしている。

専用のドライバがインストールされハイパーバイザーあるいはホストPCとゲストOS間が連携する。
スナップショットを取得した場合、このドライバ経由でゲストOSに通知され、ゲストOSは自分がスナップショットからリストアされたことを認識する。

これにより恐らく権限なしADリストアのようなことが実行されるものと思われる。


VMware Playerの場合


VMware Playerの場合は構成ファイルである"***.vmx"に記録される。

vm.genid = "3694117192887415289"
vm.genidX = "4384229761090689579"

もし仮想マシンの物理ファイルをそのままコピーした場合は上記の値が更新される。よってゲストOSにコピーされたことが通知される。
もし仮想マシンの物理ファイルをそのまま移動した場合は上記の値は更新されなかった。






(ご注意) 本サイト内の内容を使用して発生したいかなる時間的損害、金銭的損害あるいはいかなる損害に対して、いかなる人物も一切の責任を負いません。あくまでも個人の判断で使用してください。 本ページは独自に調査をしたアンオフィシャル(非公式)な内容です。内容に誤りがある可能性や仕様変更により内容が不正確になる可能性があります。 本サイト内掲載されている情報は、著作権法により保護されています。いかなる場合でも権利者の許可なくコピー、配布することはできません。 このページはリンクフリーです。(このページへの直接リンクも可能です。)


Copyright(c) TOOLJP.COM 1999-2024

[Windows 10 FAQ 一覧に戻る]