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作成日:2023/06/12
更新日:2023/06/12
対象:Windows Server 2019

DirectoryCacheLifetime パラメータの動きをWindows 10 と Windows Server 2019 で検証




【目次】


DirectoryCacheLifetime パラメータの動きを検証


DirectoryCacheLifetime という Windows のレジストリキーがあります。これはWindows サーバ共有のディレクトリのキャッシュ時間を指定するようです。
net use しているドライブでサーバ側でファイルの一覧に変更があった場合、クライアント側も更新する必要があるのですが、毎回更新していたら負荷がかかるのである程度はキャッシュしようという考えでしょう。

古いWindows ではDirectoryCacheLifetime というパラメータがあり定期的に更新しているようでした。更新する間はキャッシュされた情報をクライアント側で表示していたようです。
しかし新しいWindows ではこのレジストリ値はありませんでした。


キー:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\LanmanWorkstation\Parameters
値:DirectoryCacheLifetime
データ:キャッシュ更新間隔(秒)



最近のWindows クライアントではこのレジストリ値はなく、実験ではサーバ側で一覧を更新した場合にすぐに反映されました。
ただし新規に上記のレジストリを生成した場合、キャッシュされる動きとなりました。要するにサーバ側で一覧を更新しても、クライアントに反映されません。
ただし秒数は有効になりませんでした。値を60秒に設定しましたが、60秒経過しても更新されませんでした。このあたりの動きは不明です。

この場合、クライアントのエクスプローラ上で[F5]を押すとリアルタイムで更新されるようになりました。一度エクスプローラで[F5]を押してサーバ側の一覧を更新した場合、次回から自動で更新されるということです。

動きはよく分かりませんでした。

DirectoryCacheLifetime の動き









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