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作成日:2022/04/28
更新日:2022/04/29
対象:Windows 11

eventcreate で"アクセスが拒否されました"が発生する原因と対処




【目次】


eventcreateでアクセス拒否


Windows にはイベントログへログを記録するコマンドである"eventcreate"があります。
このコマンドを実行した場合、次のエラーが発生する場合があります。


C:\>eventcreate /L APPLICATION /T SUCCESS /SO test /ID 999 /D EventlogTest
エラー: アクセスが拒否されました。



原因


コマンドプロンプトが管理者権限で開かれていない可能性があります。コマンドプロンプトを管理者権限で開いて再度試みます。
参考:管理者権限でコマンドプロンプトを実行する手順

下の図のようにコマンドプロンプトの左上に「管理者」と表示されれば管理者権限で実行されていることになります。

eventcreate をアクセス権付きで実行




セキュリティログに書き込みは失敗


上記以外にも"アクセスが拒否されました。"エラーが発生する場合があります。
それはeventcreate コマンドによりWindows セキュリティログに書き込みを行おうとした場合です。


C:\>eventcreate /t success /d test /l security /id 1
エラー: アクセスは拒否されました。カスタム イベントはセキュリティ ログには作成できません。



セキュリティログは監査などを行うログです。よってユーザが自由にログを作成可能だと、監査ログの偽装が可能となりセキュリティ上大きな問題となります。
よって /L security でセキュリティログへ書き込もうとするとこの"アクセスは拒否されました"エラーが発生するものと思われます。
なぜこの/L security オプションが存在するのかは不明です。

参考:イベントログへ書き込みを行う






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