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作成日:2018/04/29
更新日:2018/10/31
対象:Windows 10

forfiles で複数条件を指定する方法




【目次】


目的


forfiles で複数条件を指定する方法を紹介します。

手順


forfiles は指定フォルダ以下のすべてのファイルに対して処理を行う便利なコマンドです。Windows標準 で使用可能です。
このときに条件およびコマンドを指定することが可能です。ただしオプションで複数の条件は指定できないようです。

その代わりとして、条件に複数式を指定したい場合は以下のように if でつなげて記載するとよいでしょう。
以下の例では c:\temp 以下の *.* ファイルに対して "フォルダではない" かつ "サイズ0"のファイルを列挙するコマンドです。
if を連続して and 条件にしていきます。


C:\>forfiles /P c:\temp /S /M * /C "cmd /c if @isdir==FALSE if @fsize EQU 0 echo @path"



(*)isdir==FALSE がないと、フォルダも 0 バイトとして出力されてしまった。


参考:
条件として以下が使用可能です。

@file - フィルの名前を返します。
@fname - 拡張子なしのファイル名を返します。
@ext - ファイルの拡張子だけを返します。
@path - ファイルの完全なパスを返します。
@relpath - ファイルの相対パスを返します。
@isdir - ファイルの種類がディレクトリの場合は "TRUE"を、ファイルの場合は"FALSE" を返します。
@fsize - ファイルのサイズをバイトで返します。
@fdate - ファイルの最終更新日を返します。
@ftime - ファイルの最終更新時刻を返します。






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