ファイルを読み取りロックする簡単な方法 | テストで排他したい

【目次】

テキストファイルを読み取りロックする

このページではWindows11環境において、テキストファイルを排他的に読み取りロックする簡単な方法を紹介します。
例えばアプリで読み取りロックされたファイルを開く場合のテストなどに活用することができます。

要するにツールでテキストファイルを読み取りロックした場合、メモ帳などでこのテキストファイルを開くとエラーになるということです。

秀丸エディタの機能を利用して読み取りロックする

ネット上には様々な読み取りロック、書き込みロックツールが存在します。
このページでは秀丸エディタを利用してロックする方法を紹介します。

ポイントはファイルを開くときに読み取りロックあるいは書き込みロックを指定するのではなく、秀丸の設定で常にロックすることを指定するという点です。
次の手順でこの設定を行います。

(1)
秀丸を起動します。

(2)
メニューより [その他] - [動作環境] を選択します。

(3)
画面左下の「上級者向け設定」をチェックします。
これで複雑なオプションが表示されるようになります。

(4)
「ファイル」から「排他制御1」を選択します。

秀丸でファイルの読み取り上書きロックする

(5)
「ファイルの排他制御」が表示されます。
次のオプションが表示されます。

・しない
・上書きだけ禁止
・読み書き禁止

「上書きだけ禁止」を選択した場合、他のアプリはテキストファイルは開けますが、書き込むことはできません。
「読み書き禁止」を選択した場合、他のアプリはこのテキストファイルを開くこともできません。

例えば秀丸で「読み書き禁止」でファイルを開いた場合、そのファイルをメモ帳で開くと次のようなエラーが発生します。



プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。

プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。

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