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作成日:2024/06/21
更新日:2024/06/21
対象:Windows Server 2019

【Powershell】Invoke-Command でリモートコマンド実行の簡単セットアップ手順




【目次】

このページではWindows 環境においてリモートサーバである Windows Server 2019 (AWS EC2)へ Windows 11から接続する手順、および接続できない場合の対処に関して説明します。
・リモートサーバ側


Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Force
Set-WSManQuickConfig -Force



・ログイン側

Set-ExecutionPolicy RemoteSigned -Force
winrm quickconfig -force
Set-Item WSMan:\localhost\Client\TrustedHosts * -Force



以上で準備は完了です。コマンドを実行します。

例:

Invoke-Command a.b.c.d -credential "administrator" -scriptblock {dir c:\}




接続できない場合の対処



(1)ポート接続の確認
Enter-PSSessionのポート番号は次の通り。

HTTP の場合はポート 5985、HTTPS には 5986

Test-NetConnection 10.0.0.1 -Port 5985
Test-NetConnection 10.0.0.1 -Port 5986

(2)Server側のFirewall ルールの確認
WinRM-HTTP、WinRM-HTTPS が有効化されていることを確認します。
一時的にオフにしてそれで接続できればFirewall1の問題と言えます。


(3)セキュリティグループ
AWSの場合はWindows Firewall 以外にセキュリティグループで WinRM-HTTP あるいはWinRM-HTTPS を許可する必要あり。


環境




PS C:\Users\ecpro> $PSVersionTable
(1)サーバ側
$PSVersionTable

Name Value
---- -----
PSVersion 5.1.17763.5820
PSEdition Desktop
PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...}
BuildVersion 10.0.17763.5820
CLRVersion 4.0.30319.42000
WSManStackVersion 3.0
PSRemotingProtocolVersion 2.3
SerializationVersion 1.1.0.1

(2)クライアント側
Name Value
---- -----
PSVersion 5.1.22621.3672
PSEdition Desktop
PSCompatibleVersions {1.0, 2.0, 3.0, 4.0...}
BuildVersion 10.0.22621.3672
CLRVersion 4.0.30319.42000
WSManStackVersion 3.0
PSRemotingProtocolVersion 2.3
SerializationVersion 1.1.0.1






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