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作成日:2016/07/06
更新日:2016/07/13
対象:Windows 10

タスクマネージャのUAC仮想化とは





タスクマネージャーの「詳細」で列の選択画面を表示すると「UAC無効化」という列が表示されます。
これは何でしょうか。

これはプロセスがシステム環境(%ProgramFiles%、%Windir%、%Windir%\system32、または HKLM\Softwareなど)を変更する場合、これが原因でシステムが不安定になる可能性があります。
そこでWindows Vista以後では「VirtualStore」という機能が追加されました。

これは実行したアプリケーションが %ProgramFiles%、%Windir%、%Windir%\system32、または HKLM\Software の環境を変更する場合、実際にこれらを修正するのではなく、その代わりにユーザごとに設定された仮想ファイルやレジストリへアクセスさせます。

例えばアプリケーションは
C:\Program Files
にファイルを書き込んだつもりでも、実際には

C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files

に書き込まれることになります。

ただし管理者に昇格してアプリケーションを実行した場合は、この機能は無効化され直接のシステムへの操作が可能となります。
この「UAC仮想化」はこのアプリケーションが「VirtualStore」を使用しているか、していないかを表しています。

管理者に昇格して実行した場合は、VirtualStoreの機能を回避して、直接システム環境を変更できるようになるため、「UAC仮想化」は原則として無効と表示されます。
一般的にアプリケーションを起動した場合は原則として「UAC仮想化」は原則として有効と表示されます。

ユーザー アカウント制御: 各ユーザーの場所へのファイルまたはレジストリの書き込みエラーを仮想化する







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