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Linux 物理マシンを仮想化(P2V) した場合の注意事項 | VMware tools インストール前の必要な設定VMware


Linux 物理マシンを仮想化(P2V) した場合の注意事項についてまとめました。
P2Vの場合、原則は物理サーバの時に使用したドライバをそのまま仮想環境でも使用とするので
カーネルクラッシュの原因となります。よって仮想化として起動する前に不要なドライバはアンロードするか
デバイスを無効にする必要があります。

(1)ネットワークドライバ(LANドライバ)の無効化
ネットワークドライバのロードでクラッシュする場合は、ネットワークの自動起動を無効化します。
・仮想マシンの設定でネットワームの自動起動を無効にします。
・OSを起動し、chkconfig で network の自動起動を無効します。
・VMware toolsを導入します。

また E1000ドライバではネットワーク起動時にカーネルがクラッシュする場合があります。
その場合は VMXNET2(拡張)を使用してみてください。

(2)X-Window の起動に失敗
エラーメッセージは以下が表示されます。
XIO: fatal IO error 104 (Connection reset by peer) on X server ":0.0"
after 0 requests (0 known processed) with 0 events remaining.

これもVMware toolsで専用のディスプレイドライバに入れ替えることで解消します。
GUI ではなく CUIで起動するよう設定を変更します。

・/etc/inittabで run levelを3に変更


(3)VMware tools インストール方法
以下のコマンドを実行することにより cdromをマウントした後、VMware toolsを導入します。(環境によりVMware toolsのファイル名は異なります。)

#mkdir /mnt/cdrom
#mount /dev/cdrom /mnt/cdrom
#cp /mnt/cdrom/VMwareTools-8.3.2-257589.tar.gz /tmp
#cd /tmp
#tar zxvf VMwareTools-8.3.2-257589.tar.gz

解凍されたら #vmware-install.pl を実行します。→VMware toolsがインストールされる

その後以下を実行することによりVMware toolsの構成を行います。
#/usr/bin/vmware-config-tools.pl を実行します。











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