VMware はオンラインでメモリ追加が可能 | メモリのホットアドの方法 | オンラインでのメモリ削除は不可能VMware

VMware のメモリのオンライン追加

VMware Workstation 17 Player　はメモリのオンラインでの追加、いわゆるホッドアド (hot add)が可能です。ただしhot remove 要するにメモリを減らすのはできません。
オンライン追加とは仮想マシンをシャットダウンしないで追加するとうことです。当然、シャットダウンしてメモリを追加、削除するのは簡単です。しかし運用中で落とせない場合などオンラインでの追加は便利です。

当然メモリが使われている可能性があるので、メモリ量は減らせないのは当然でしょう。ただし繰り返しになりますが、メモリの追加は可能です。

オンライン追加の手順

オンライン追加の手順は次の通りです。当然ホストPCより多くのメモリを追加することは推奨されていません。スワップが多発し遅くて使い物にならない可能性があります。

例として VMware Workstation 17 Player 上の Windows 11 で物理メモリを4Gから16Gに増やす手順を紹介します。

現状はメモリは4G です。Windows 11 です。これを 16Gにオンラインを追加します。

VMware Player も現状メモリ

VMware Player -> 管理 -> 仮想マシン設定　でメモリを追加します。当然仮想マシンは起動中で問題ありません。

メモリサイズをオンラインで追加する手順

一度VMware Player によりマシンが resume されます。環境にもよりますが2,3分かかります。
その後自動で起動されます。

以下のようにオンラインでのメモリ追加に成功しました。

メモリの16G追加に成功

メモリのオンラインリムーブ

メモリはオンラインで減らす、要するに削除はできません。以下の警告が表示されます。



この仮想マシンの RAM のホット リムーブは無効になっています。

当然メモリは使用中の可能性が高くメモリを削除したらOSが稼働できません。メモリを減らす場合はきちんと仮想マシンを停止させる必要があります。ホストマシンは停止する必要はありません。

トラブルシューティング

メモリのオンライン追加に失敗する場合は次の点に注意してください。

・VMware Playerの最新バージョンがインストールされていること。
・ゲストOS(仮想マシン)がオンラインメモリ変更をサポートしていること(Windows 11はOK)
・ホストPCのメモリより多い。この場合はスワップで可能な場合もあり。
・「メモリサイズ」オプションが灰色表示（非活性）の場合、仮想マシンを一度停止して再度試してみてください。
・ゲストOSが新しいメモリを認識しない場合、ゲストOS内でハードウェア変更を検出する機能が有効であることを確認してください。

[VMware FAQ トップへ]
[FAQ CENTER トップ]

本サイト内掲載されている情報は、著作権法により保護されています。いかなる場合でも権利者の許可なくコピー、配布することはできません。このページはリンクフリーです。(このページへの直接リンクも可能です。) Copyright(c) tooljp.com 2007-2013