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このページでは AI と コグニティブの違いに関して比較表で簡単に説明します。コグニティブは "認知"という意味で、IBM Watson が有名です。
コグニティブ・コンピュータとは「経験から学び学習するコンピュータ」のことに近い意味となります。
従来のコンピュータは人間が教えて動かしていました。人間が明確なルールを作る必要がありました。しかし大量のデータからルールを作るのは困難でした。
一方でコグニティブでは過去の大量のデータ、事例をコンピュータに覚えさせコンピュータを学ばせます。結果としてコンピュータが知識を蓄えて、自ら最終的に結論を出せるようになります。赤ん坊が経験から自分で考えたり話せるようになるのと似ています。
現段階ではあくまでも人間への支援、アドバイスができるだけです。まだまだ今の段階ではコグニティブにより人間より正確な答えを出すことができあにので、人間へのアドバイス、補助に留まっています。
人が得意:文書を読み深く理解する
コンピュータが得意:何万もの文書を読みこむ。
コンピュータが大量の文書を読み込み、学習し人間にアドバイスする、人間がそれを判断に役立だたせる。
それがコグニティブと人間の現段階での最善の付き合い方と思われます。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | AI | コグニティブ(cognitive) |
概要 | AIとはコンピュータが人間のように考える機能(機械)のこと。通常コンピュータは人間の命令に従って動くだけだが、AIは自ら考えてる。意味は広く、碁や将棋の名人に勝つレベルもAIだが、炊飯器で米の種類により適切な炊き方をする機能もAIと呼ぶ。 | コグニティブとは"話言葉"、"画像"、"音声"などを学習、知識を蓄えて最終的に人間の思考、作業の一部を代替する機能のこと。 |
例: | - | ・lコールセンターでは客の声をテキスト化し、それからFAQを検索してオペレータに表示する。 ・レントゲンの画像を診断して医師にアドバイスする。 共にすべてAIが処理するのではなく、人間が「聴覚」「視覚」をAIで代替している。 |
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