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一般的なSDカードでは「クイックフォーマット」「イレースフォーマット」「上書きフォーマット」の3通りがあるようです。どのような違いがあるのか簡単にまとめました。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | クイックフォーマット | イレースフォーマット | 上書きフォーマット |
概要 | 管理情報のみフォーマット。データの中身はそのまま残る。 | メモリ素子を情報を保有していない状態(イレース処理)にする。 | 現在のデータに対して無意味なデータを上書きすることにより元のデータを読めなくする。 |
どのような場合に使用する? | 一度中身を真っ新にしたい場合など。 | 初めてSDメモリを使う場合など。 | メモリカードを捨てる場合、他人に渡す場合など元のデータが残っていない状態にしたい場合。 |
メリット | ・とにかくフォーマットの速度が速い。 ・書き込みが少ないので劣化が少ない。 | '- | ・何度か上書きフォーマットを繰り返せば、元のデータを戻せなくなる。 |
デメリット | ・データが消えたように見えるが実際には残っている。他人に渡すと他人は簡単に元に戻せる。 | ・フォーマットに時間がかかる。フォーマットを途中でキャンセルすると問題が起こる場合がある。 ・対応していないSDカードもある。 | ・フォーマットに時間がかかる。 |
【重要】SDカードを廃棄したり他人に譲る場合は注意してください。単にファイルを削除したり、クイックフォーマットしただけでは簡単に元の情報を戻すことが可能となります。必ずイレースフォーマットや上書きフォーマットを組み合わせる必要があります。詳しくはSDカードのメーカーに完全データ消去の方法を確認してください。
関連リンク:
通常フォーマットとクイックフォーマットの違い
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