[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [CR と LF の違いを簡潔に説明]
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | CR | LF |
概要 | カーソルを先頭に戻す「制御コード」(*) | 次の行に移る「制御コード」(*) |
呼び名 | キャリッジリターン(Carriage Return) | ラインフィード(Line Feed) |
改行コードとしての使用方法 | Windows 系では 「CR」+「LF」組み合わせで改行を示す場合が多い。(*)Windowsで「LF」のみで改行を表すソフトもある。 古いMAC OSでは「CR」のみで改行を表していたようです。 | UNIX系では 「LF」単独で改行を示す場合が多い。 |
考え方 | カーソルを行の先頭に移動した後で次の行に移る。Windows系ではこの二組の操作で改行と考える。 | 次の行に移る場合、自然に考えると改行となる。UNIX系ではこれだけで改行を考える。 |
その他表示方法 | \r | \n |
大昔のタイプライターでは改行処理を「CR」「LF」でしたのでそれが由来のようです。
(*)「制御コード」とは表示文字ではなく、カーソルの動きを表す文字となります。別名「制御文字」とも呼びます。その他「ベル」「後退」「タブ」「改ページ」「復帰」「シフトアウト」「シフトイン」「置換」「拡張」など様々なものがあります。
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