[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [「エスケープ」と「エンコード」は何が違うのか]
このページでは、「エスケープ」と「エンコード」の違いに関して説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | エスケープ(escape) | エンコード(encode) |
概要 | エスケープとは、特殊な役割を持つ文字そのものを表示すること。 | エンコードとはデータを変換すること。元に戻すことをデコードと呼ぶ。変換するだけで暗号化はなく、簡単に戻すことができる。 |
スペル | 例えば HTML において<を表示したいが、<はタグとして使用される特殊文字なので<のままではタグとして理解されてしまう。よって<は「&gt;」と記載することにより自動的に<に変換される。 | 例えば漢字、スペースなどを英数字、パーセントなどに変換する。インターネットのULRとして日本語やスペース(空白)を含ませたいがURLの文字としてはサポートされていないため、一度エンコードしてから、受信側でデコードして元に戻る場合など。URIエンコードとも呼ばれる。 |
例1: | 「<」を「&gt;」(html) 「”」を「””」(VBA) 「\」を「\\」(正規表現) | 「空白(すぺーす)」を「 %20 (URLエンコード)」 |
例2: | - | 【URLエンコード前】これは 本です。 【URLエンコード後】%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%af%20%e6%9c%ac%e3%81%a7%e3%81%99%e3%80%82 |
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