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内部コマンドと外部コマンドの違い

作成日:2020/01/29

このページでは内部コマンドと外部コマンドの違いに関して説明します。

外部コマンドと内部コマンドで同じ名前のコマンドがある場合は、一般的に内部コマンドが優先されて実行されるようです。外部コマンドを優先させたい場合はフルパスで指定するとよいでしょう。

例えば cd.bat というバッチファイルを実行したい場合、cdは内部コマンド、外部コマンド両方に存在するため、以下のようにパスを付けて実行します。

c:\temp\cd.bat

(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明内部コマンド(組み込みコマンド)外部コマンド
概要内部コマンドとはOSやシェルに組み込まれているコマンドのこと。
OS やシェルの中に組み込まれていないコマンドのこと。
Windows の例内部コマンドは多数ある。

ディレクトリを表示する dir など。
dir.exe があるわけではない。
外部コマンドは多数ある。
例えば、サービスを制御する sc.exe。以下にファイルが存在する。

C:\WINDOWS\system32\sc.exe
外部コマンドの場所OS のシェルに組み込まれているため、コマンドの実態は無し。通常は以下の場所に外部コマンドが存在する。

【Windows】
C:\Windows や C:\Windows\System32

【Linux】
/usr/sbin や /usr/bin

しかし必ずここでなければいけない訳ではない。path が通っていればコマンドの実行が可能。


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