[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [内部コマンドと外部コマンドの違い]
このページでは内部コマンドと外部コマンドの違いに関して説明します。
外部コマンドと内部コマンドで同じ名前のコマンドがある場合は、一般的に内部コマンドが優先されて実行されるようです。外部コマンドを優先させたい場合はフルパスで指定するとよいでしょう。
例えば cd.bat というバッチファイルを実行したい場合、cdは内部コマンド、外部コマンド両方に存在するため、以下のようにパスを付けて実行します。
c:\temp\cd.bat
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | 内部コマンド(組み込みコマンド) | 外部コマンド |
概要 | 内部コマンドとはOSやシェルに組み込まれているコマンドのこと。 | OS やシェルの中に組み込まれていないコマンドのこと。 |
Windows の例 | 内部コマンドは多数ある。 ディレクトリを表示する dir など。 dir.exe があるわけではない。 | 外部コマンドは多数ある。 例えば、サービスを制御する sc.exe。以下にファイルが存在する。 C:\WINDOWS\system32\sc.exe |
外部コマンドの場所 | OS のシェルに組み込まれているため、コマンドの実態は無し。 | 通常は以下の場所に外部コマンドが存在する。 【Windows】 C:\Windows や C:\Windows\System32 【Linux】 /usr/sbin や /usr/bin しかし必ずここでなければいけない訳ではない。path が通っていればコマンドの実行が可能。 |
[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧]
,