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このページでは、spf、dkim、dmarc の違いに関して説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | spf | dkim | dmarc |
概要 | spfとは、メールサーバがメールを受信したときに、送信してきたメールサーバのIPアドレスが正しいIPかDNSサーバで確認する仕組みのこと。 | dkim とは受信したメールの電子署名を確認し、メールの送信元が正しいか確認する仕組み。 | dmarcとは、sfpやdkimの結果メールサーバがどのように動作するか(メール保留や廃棄など)を定義するセキュリティの仕組み。 さらに送信元ドメインに対して動作の結果のレポートを送信する。 |
何をチェックするのか | 送信元メールサーバのIPアドレス。 | 送信元メールの電子署名。 | spf や dkim の結果を送信元が把握することができる。なりすましメールやspf、dkim の結果を確認することができる。 |
スペル | Sender Policy Framework | Domainkeys Identified Mail | Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance |
現在電子メールとして使用されている SMPT(Simple Mail Transfer Protocol)は1980年代ごろから使用されているとても古い技術です。当時は今のようはサイバー攻撃は少なく性善説で成立しているプロトコルです。弱点が多いためすぐにでも新しいメールプロトコルを採用すべきですが全世界に広く行き渡っているため置き換えることがとても困難です。よってこのように現在のSMTPをメールとして使いつつ、セキュリティの観点から弱点を補う方式が必要になるということです。
メールでなりすましを行われるとその組織にとっても大きなダメージとなります。もしこれらの技術を導入していない組織は導入を検討すべきでしょう。
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