[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [Windows Virtual Desktopとは | VMware Horizon や Citrix の違い]
Windows Virtual Desktopとは Microsoft 純正の DaaS(Desktop as a Service)です(以下WVD)。Azure 上に構築するMicrosoft製の 仮想デスクトップ環境であり、WVDはAWS や BlueMix上では構築できません。
以下の特徴があります。
・Azure上のデスクトップとして、AWS上のデスクトップサービスであるAWS Workspacesに対抗する製品です。違いはこのページ下を参考にしてください。
・別途利用者側によるAzure上のActive Directory 環境の構築が必要です。
・個人ユーザにはハードルが高いようです。現状ではWVDのデスクトップのみ1個、1個 を一般ユーザに提供するようなことはしていないようです。(2019年現在)
・WVD でマルチセッション機能を使用することが可能です。一つのWindows10 インスタンスに複数ユーザがログインして使用することが可能です。
・ブラウザやリモートデスククライアントでアクセスが可能です。原則はHTML5をサポートするブラウザが対象です。Mac , Linux , Chrome OS , iOS , Android などのブラウザがサポートされています。
・多要素認証、IPアドレスによるアクセス制限、接続デバイス指定、ログイン日数の制限(ログイン回数が多い場合の拒否)など。
・M365 や O365 などのライセンスと Azure 接続環境が必要。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | オンプレ構築のVDI | VDI + クラウドサービス | クラウドサービス提供のVDI |
例 | 自社データセンタ + VMware horizon | ・VMware Horizon Cloud on Microsoft Azure ・Citrix Cloud on Microsoft Azure など | ・Windows Virtual Desktop ・Amazon WorkSpaces |
VDI管理プレーン | U(ユーザ管理) | S(サービス管理) | S |
仮想化デスクトップ | U | U | U |
ユーザ管理(Active Directoryなど) | U | U | U |
ファシリティ | U | S | S |
詳細の管理、設定 | U | U | S |
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