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このページでは VMware 環境において構成される各ファイルの違いに関して説明します。VMware で仮想OSを構築すると、フォルダ内に多数のファイsるが生成されます。これらの各ファイルの役割を理解してくたさい。仮想環境をコピーする場合などの参考になると思います。
例えば VMware Player の仮想 OSインストールディレクトリは以下のような構成となります。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | vmdk | vmx | vmxf | vmss | vmem | nvram |
概要 | vmdkとは仮想ディスクのこと。 ・ディスクを複数のファイルに分割する(分割設定)の場合、サイズが増えるごとにファイル名に連番が付きファイル数が増えていく。 ・ディスクを一つのファイルにする(単一ファイル)の場合はvmdk が一つ生成され、使用されるたびにサイズが増えていく。 | vmxはメインの構成ファイルのこと。VMware Playerで設定を修正するとこのファイルに反映される。ただしこのファイルをエディタで直接修正する場合もあり。仮想マシンの構成や設定の詳細が記載されている。 <パラメータ値> = 値 で記載されている。 | vmxfとは追加の構成ファイルのこと。仮想マシンがチームに属する場合に使用される。新しいバージョンのVMware workstationではチーム機能はサポートされておらずフォルダを使用する。 vmxf をリネームしても仮想マシンは正常に動作した。ただし新しいvmxfは生成された。 ただし影響は未知数なのでファイルを削除したり編集したりしないほうが良い。 VMware Workstation のチームとは | vmssとは仮想マシンをサスペンドした場合の状態保存用のファイルのこと。 ・仮想マシンをサスペンドすると生成され、レジュームすると消える。 | vmemのこと仮想メモリファイル。仮想マシンの物理メモリの内容のファイル。 | nvramとはBIOSの状態を記憶するファイルのこと。 |
一言でいうと | 仮想ディスク | メインの設定ファイル | 追加の設定ファイル | サスペンド用 | 仮想メモリ | BIOS |
サイズ | 仮想ディスクのサイズに合わせてサイズが増える、あるいは分割の場合はファイル数が増える。 | 設定ファイルのため数Kbと小さい。 | 設定ファイルのため数Kbと小さい。 | 例として、メモリ2Gの仮想マシンで200Mだった。 | 仮想マシンの物理メモリと同じ。例えば物理メモリ設定が 4G の場合は、ファイルサイズも約4Gとなる。 | 数Kbと小さい。 |
種類 | バイナリ | テキスト | テキスト | バイナリ | バイナリ | バイナリ |
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