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Windowsではサービスを制御するコマンドとして net コマンドと sc コマンドが存在します。どのような違いがあるのでしょうか。これらの違いを比較表で説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | net | sc |
概要 | net コマンドは 1990年代の Lan manager 時代からあるネットワーク管理コマンド。net start と net stop で起動しているサービス一覧の表示、サービス開始、サービス停止程度は可能だが、サービスを設定したり詳細を表示したりすることはできない。 | サービスを設定したり状態を設定するサービス専用のコマンド。細か制御が可能。 サービスの GUIツールである services.msc で可能なことはこの sc コマンドで可能と考えてよい。 サービスだけではなくドライバの管理も可能。 |
例: | net start lanmanserver あるいは net start server | sc start lanmanserver (*)sc コマンドではサービスの"表示名"では制御ができないようです。 |
同期(サービス開始) | 同期する | 同期しない(開始処理完了を待たずしてコマンドが制御に戻る。) |
どんな時? | 手軽に起動しているサービスの一覧を表示したり、特定サービスを開始したり停止する場合。 | サービスの設定や表示を細かく行いたい場合。 |
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