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このページではWindows エクスプローラで表示される「共有」タブのアクセス権と「セキュリティ」タブのアクセス権利の違いに関して説明します。
「共有」はサーバなどの共有(share)されたフォルダへアクセスする場合に適用されるアクセス権です。一方「セキュリティ」はローカルからエクスプローラなどでアクセスする場合に適用されるアクセス権です。
ただし共有経由でファイルにアクセスする場合は「共有」及び「セキュリティ」」の両方が適用されます。厳しい方がが適用されるため、各ユーザは両方でアクセスの権限がある必要があります。
例えばサーバで c:\myshare が "myshare$" という名前で共有されていたとします。この場合、あるユーザが"myshare$"への共有の権利が許可されていても、そのユーザがc:\myshare へのアクセス権を持っていないとアクセスできないことになります。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | 「共有」タブのアクセス権 | 「セキュリティ」タブのアクセス権 |
どこからのアクセス権か | 主にネットワーク経由のアクセス。 (*)ただしネットワーク共有をローカルから使用する特殊なケースもあり。 | 主にローカルからのアクセス。 (*)ただし共有に対してネットワーク経由でアクセスする場合は適用される。 |
概要 | 共有へアクセスする場合のアクセス権。 例えば以下のようなコマンド実行時に適用される。 ・net use * \\<IPアドレス>\<共有名> ・\\<IPアドレス>\<共有名> | エクスプローラなどでローカルのファイルやフォルダにアクセスする場合に適用される。 |
設定場所 |
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