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0x80244019 でWindows Update が失敗する場合の対処

Windows Update が以下のエラーで失敗する場合があります。

コード80244019 Windows Updateで不明なエラーが発生しました。


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Microsoft のkb (ナレッジベース) で確認すると、ウィルスに感染し、ウィルスが更新の妨害をしているとのことでした。
しかし2種類のウィルス対策ソフトウェアにより全てのディスクをスキャンしましたがウィルスは検出しませんでした。

結論ですが、原因はProxyの設定でした。
問題が発生しているWindows PCはProxyサーバ経由でインターネットにアクセスしますが、なぜかProxyの設定が正常に反映されていませんでした。

Windows Updateは主にIEのProxyの設定(Proxyアドレスとポート)を見て外部にアクセスしますが(その他PACファイルなどの方法もある)が正常に適用されていませんでした。

(1)IE のProxy設定を内部に反映

IEのProxy設定を内部的に反映させるコマンドは以下のとおりです。
C:\>netsh winhttp import proxy source=ie


(2)Proxyの内部設定を確認

Proxyの設定を確認するコマンドは以下のとおりです。
C:\>netsh winhttp show proxy
現在の WinHTTP プロキシ設定:

直接アクセス (プロキシ サーバーなし)。

(注1)コマンドプロンプトは管理者権限で実行します。通常のコマンドプロンプトでは以下のエラーが発生します。

C:\>netsh winhttp import proxy source=ie
プロキシ設定の書き込み中にエラーが発生しました。(5) アクセスが拒否されました。

参考:管理者権限でコマンドプロンプトを実行する

(注2)Windows xp 時代の proxycfgコマンドはWindows7以後では廃止されました。proxy設定はnetshで行います。

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