HULFT のノウハウをFAQとして残します。
1.基本用語
用語 | 説明 |
配信管理情報 | 集配信に関して配信側で設定する配信情報。集信側では「集信管理情報」を持つ。配信側、集配信で同一のファイルIDを保有する必要がある。 |
集信管理情報 | 集配信に関して集信側で設定する配信情報。配信側では「配信管理情報」を持つ。配信側、集配信で同一のファイルIDを保有する必要がある。 |
ジョブ起動情報 | ファイルの配信、あるいは集信の前後で実行するジョブの定義情報。 |
詳細ホスト情報 | 集配信を行う相手のサーバの登録情報。OSの種類,IPアドレス,漢字コード等を事前に定義する。 |
転送グループ情報 | 転送先のグループの登録情報。1台以上の"詳細ホスト情報"を含む。 |
2.必要スペック
HULFT 動作に必要な推奨メモリ、インストール時に必要なディスク容量は以下のページにまとめられています。
HULFT 推奨メモリ/インストール時に必要なディスク容量一覧表
3.ファイル転送の基本
HULFT で2サーバ間でファイル送受信する場合の基本は以下の通りです。
(1)ファイルIDを定義します。配信、集信側で同一のファイルIDを使用します。
(2)配信側では以下を定義します。
・配信管理情報(ファイルID)
・詳細ホスト情報
・転送グループ情報
(3)集信側では以下を定義します。
・集信管理情報(ファイルID)
・詳細ホスト情報
・転送グループ情報
4.FAQ
【Q】一部の設定が HULFT 管理画面から変更できない。(HULFT 7)
【A】
一部の設定はHULFT管理画面から変更できません。
設定ファイルを直接修正する必要があります。
hulenv.cnf
【Q】hulenv.cnf の myhostname は何に使用しますか
【A】
hulftが通信を行う場合には、通常はコンピュータのホスト名で通信を実行します。ただし何らこの理由で他のホスト名を使用したい場合に myhostname タグに使用したいホスト名を追記します。
(注)HULFT 7では myhostnamae タグはデフォルトでは hulenv.cnf には存在しません。使用する場合は追記する必要があります。
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