ファイアウォール(Firewall)とはネットワーク経由で送受信されるデータを通信の種類により許可・拒否を行う機能です。
不正な通信は通過を禁止する、関所のようなものです。インターネットにパソコンを接続すると、あなたのコンピュータに対し外部から侵入を行おうとする通信が発生することがあります。
基本的には簡単にパソコンに侵入されることはありませんが、そもそも入り口で不正な進入は確実に拒否してしまうのがファイアウォールの機能です。
このページではWindows 7の標準機能であるWindows ファイアウォールに関して説明します。
1.起動手順
(1)コントロールパネルから「Windows ファイアウォール」を実行します。
(2)詳細設定を選択します。
以下のとおり「ドメインプロファイル」「プライベートプロファイル」「パブリックプロファイル」でそれぞれ「Windows ファイアウォールは有効です」
と表示されることを確認してください。
その他に関しては標準的な設定(デフォルト)では以下のとおりとなります。
受信設定:
「規則に一致しない受信接続はブロックされます」 =>規則で明確に定義していない受信通信は拒否します。
送信設定:
「規則に一致しない送信接続は許可されます」=>規則で明確に定義していない送信通信は許可されます。
ポイント1:もし「規則に一致しない受信接続は許可されます」設定になっている場合は危険です。すぐに修正してください。 右のフレームから「プロパティ」を選択し「受信接続」を「ブロック(既定)」に変更します。 |
ポイント2:受信に関しては「すべての接続をブロック」にするのが無難です。この場合、他のパソコンからネットワーク経由であなたのパソコンに アクセスすることは一切できなくなります。(リモートデスクトップなど)またあなたのパソコンを Webサーバやftpサーバにすることもできなくなります。 よりセキュリティを強固にする上級者の方は以下のような設定になります。 この場合すべての受信ブロックが表示されます。また明確に作成した規則以外の送信もすべて禁止します。上級編を参照してください。 |