シャットダウンの理由をイベントトラッカーに記録するWindowsコマンドオプション

Windows 環境におけるOSをシャットダウンあるいは再起動するコマンドである shutdown.exe
の便利なオプションに関して説明します。


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目的:
シャットダウンの理由をイベントトラッカーに記録するWindowsコマンドオプション

オプション名:
/d [p|u:]xx:yy

説明:
シャットダウンあるいは再起動の理由を指定します。結果としてイベントトラッカーとしてWindows イベントログに"理由コード"として記録されます。

ログの名前: System
ソース: User32
日付: 2017/03/23 1:18:21
イベント ID: 1074
タスクのカテゴリ: なし
レベル: 情報
キーワード: クラシック
ユーザー: DESKTOP-AAAAA\username
コンピューター: DESKTOP-AAAAA
説明:
次の理由で、プロセス C:\Windows\system32\shutdown.exe (DESKTOP-AAAAA) は、ユーザー DESKTOP-AAAAA\username の代わりに、コンピューター DESKTOP-AAAAA の 再起動 を始めました: この理由のタイトルが見つかりません
理由コード: 0x1000000
シャットダウンの種類: 再起動
コメント: shutdown test
イベント XML:


[参考] オプションは以下から指定します。
理由:
(E = 予期していた理由 U = 予期していない理由 P = 計画済み, C = ユーザー定義)
種類 主因 副因 タイトル

U 0 0 その他 (計画外)
E 0 0 その他 (計画外)
E P 0 0 その他 (計画済)
U 0 5 その他の障害: システム応答なし
E 1 1 ハードウェア: メンテナンス (計画外)
E P 1 1 ハードウェア: メンテナンス (計画済)
E 1 2 ハードウェア: インストール (計画外)
E P 1 2 ハードウェア: インストール (計画済)
E 2 2 オペレーティング システム: 回復 (計画外)
E P 2 2 オペレーティング システム: 回復 (計画済)
P 2 3 オペレーティング システム: アップグレード (計画済)
E 2 4 オペレーティング システム: 再構成 (計画外)
E P 2 4 オペレーティング システム: 再構成 (計画済)
P 2 16 オペレーティング システム: Service pack (計画済)
2 17 オペレーティング システム: ホットフィックス (計画外)
P 2 17 オペレーティング システム: ホットフィックス (計画済)
2 18 オペレーティング システム: セキュリティ フィックス (計画外)
P 2 18 オペレーティング システム: セキュリティ フィックス (計画済)
E 4 1 アプリケーション: メンテナンス (計画外)
E P 4 1 アプリケーション: メンテナンス (計画済)
E P 4 2 アプリケーション: インストール (計画済)
E 4 5 アプリケーション: 応答なし
E 4 6 アプリケーション: 不安定
U 5 15 システム障害: STOP エラー
U 5 19 セキュリティの問題 (計画外)
E 5 19 セキュリティの問題 (計画外)
E P 5 19 セキュリティの問題 (計画済)
E 5 20 ネットワーク接続の損失 (計画外)
U 6 11 電源障害: コードが抜けました
U 6 12 電源障害: 環境
P 7 0 レガシ API シャットダウン

使用例:

shutdown /r /d u:0:0 /c "shutdown test"

shutdown /r /d u:6:12



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shutdown.exe コマンドオプション 一覧