クラウドコンピューティングとフォグコンピューティングの違い

このページではインターネットより上の「雲の中」という意味合いのクラウドコンピューティングと雲と比較してより身近にあるという意味合いであるフォグコンピューティング「霧の中」の比較を行います。

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フォグコンピューティングとは機器の身近にサーバを置く構成となります。クラウドの場合は距離がかなりありますが、フォグの場合は機器のすぐ近くにあるので、即座のレスポンスや地域の特性を出すことができます。ただし設置するEdgeサーバが多数必要となるデメリットがあります。

クラウドコンピューティングとフォグコンピューティングの違い

クラウドとフォグの比較は以下の通りです。

クラウド フォグ
ネットワーク 大きい。数ホップを経由してサーバに到着。
(サーバとクライアントで距離が遠いため)
インターネット経由でデータを送信するため、データ帯域幅の問題が発生する。
極めて小さい。ほぼ1ホップでサーバに到着する。
(ローカルエリアレベルの近距離でサーバ/クライアントを配置するため)
アクセスポイントへ少ない通信が発生するのだけで帯域幅の問題はなし。
ジッタ 大きい。
(サーバとクライアント間で距離が遠いため、ジッタによる音声や動画の乱れの可能性。)
少ない。
(ローカルエリアレベルの近距離でサーバ/クライアントを配置するため。)
センターと クライアント 機器間の攻撃の可能性 大きい。
距離が長くインターネットを経由するためセキュリティのリスクは大きい。
小さい。
(通信距離がきわめて短いため、通信途中のセキュリティリスクは低い。)
サーバによるクライアント 機器の位置認識 不可。 可能。
カバー範囲 グローバル。 地域を限定。
サーバ設置場所 インターネット超えにクラウドとしてサーバを設置。中央に集中する形態。 ローカルエリアでクライアントの近くに設置。地理的に分布可能。
サーバ数 少ない。 大量。
サーバ処理 データやアプリケーションはセンターで処理される。センターの処理が重くなる。 ローカルネットワークで処理されるため、処理が軽い。
応答 遅い応答。数秒以上。数日後の場合もあり。 Edge サーバによる早い応答。ほぼ即座の応答。
拡張性 拡張性低い。 拡張性高い。
データの蓄積 一か月以上の長期。
センターに集中しているので、巨大なストレージで長期保管が可能。
わずかな期間。
配置される各サーバのローカルに保管されるため、長期保管には向いていない。
主な用途 ・統計処理、データ間イニング。
・オープンデータとして提供。
・集計したデータの一括処理。
・モバイル機器向けコンテンツ配信。
・センサーとの連携。
・地域商業との連携。
・家庭内IoT。

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