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xSeries 346と ARCserve Disaster Recovery Optionを使用した災害リカバリに関して

2006年12月

xSeries 346について

BrightStor ARCserve Backup for Windows 11.5 SP1 Disaster Recovery Optionについて

１．バックアップの取得

【準備】

1).ドライバ(Raidドライバ、SCSIドライバなど)を作成します。

ドライバは必ず xSeries添付の「ServerGuide」から作成します。インターネットからダウンロードしたドライバでは相性が悪くクラッシュする可能性もあります。

例えば

Raidドライバは

●sguide\w2003drv\$OEM$\$1\drv\srscsi\windows\win2003\scsi\ivdrvr

SCSIドライバは

●sguide\w2003drv\$OEM$\$1\drv\adpu320\win32bit

などを使用します。

2).「Machine Specific Disk」に使用する、フォーマット済みのフロッピーディスクを1枚用意します。念のため2枚用意（正・副）をおすすめします。

3).バックアップを取得するDATテープを1本用意します。LTOでも可能です。念のため2枚用意（正・副）をおすすめします。

4)バックアップ実行を実行します。

(1)不要なサービスを停止します。バックアップ中(Disaster Recovery Option)にサービスが稼動しファイルの中身が変更されてしまうと、バックアップは失敗します。

以下のバッチはサンプルです。環境により停止が必要なサービスが異なります。

(2)メディアをフォーマットします。

「ウイザード」〜「デバイス」より「消去」〜「クイック消去プラス (メディアラベルとシリアル番号を破棄します)」

(3)バックアップを実行します。

ウイザードよりバックアップを選択します。(一部のフォルダを除いたフルバックアップはここからは取得できません。通常の「クィックスタート」〜「バックアップ」で実施します。その場合「一部だけ選択されたノードの復旧情報を作成する」「バックアップメディア内容のスキャン」を選択します。)

(4)バックアップが完了したらジョブステータスを確認してください。「終了」の場合はバックアップ成功です。「未完了」や「クラッシュ」などの場合は失敗です。バックアップ中にファイルが変更になった場合などが主な理由です。

(5)バックアップが完了したらサーバをリブートし、停止させたサービスを起動します。

2.リストア

リストアの手順は以下の通りです。ディスクの中が消去されることので必要なファイルがある場合には退避する必要があります。

1)Windows Server 2003 のCDで起動します。

2)[F6}〜[F2]で復旧ディスク・Raidドライバを使用したリストアを選択します。

3)必要に応じて Raidドライバ、メディアデバイスのドライバをインストールします。

4)後は指示に従いリストアを進めます。

5)リストアが完了したらリブートします。

6)リブートしたら、各サービスのスタートアップの設定を確認してください。スタートアップの設定はリストアされません。詳しくは以下のKBをご参照ください。

サービスのスタートアップ設定のリストアについて

http://www.casupport.jp/resources/bab11/tec/021011283.htm

その他色々と注意事項・不具合があるので、技術情報で検索しましょう。

http://www.casupport.jp/resources/bab115win/tec/