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作成日:2016/05/23
更新日:2022/04/15
対象:Windows 10

bitsadmin.exe /transfer によりインターネットからファイルをダウンロードする




【目次】

bitsadmin.exe /transferによりファイルをダウンロードする


Windows コマンドプロンプト上のコマンドによりインターネット上からファイルをダウンロードすることが可能です。
UNIX の wget のような機能です。

ダウンロードにはWindows 標準の bitsadmin.exe コマンドを使用します。

書式は以下の通りです。
C:\>bitsadmin /RawReturn /TRANSFER <ジョブ名> <ダウンロードするURL> <ダウンロード先ファイル名>

例:
C:\>bitsadmin /RawReturn /TRANSFER myjobname http://example.com/test.zip c:\temp\downloadfile.zip

最新のWindows ではbitsadmin.exeではなく powershell によりダウンロードプログラムの作成が可能です。
bitsadmin.exeより高度なプログラムが可能です。

/RawReturn オプションに関して


bitsadmin で指定する /RawReturn オプションですがどういう意味があるのでしょうか。マイクロソフトのサイトでは以下説明がありました。


Returns data suitable for parsing. Typically, you use this command in conjunction with the /create and /get* switches to receive only the value. You must specify this switch before other switches.
This command strips newline characters and formatting from the output.


実際に試してみました。単純なHTMLテキストファイルを/RawReturn あるなしでダウンロードして比較したところファイルの内容は全く同じでした。違うのは/RawReturn が無い場合はhtmlファイルに保存されるのと同時にコンソールにも出力された点です。

参考:
bitsadmin.exeではなく Powershell でダウンロードするのがWindows シェルらしくて良いかもしれません。
Powershell でインターネットからファイルをダウンロードするサンプル

またWindows 10 バージョン1803からは curl が標準でバンドルされました。これを利用するのも一つの手段です。

参考:
wget と curl の違い | HTTP のダウンロード






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