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invoke-webrequest と start-bitstransfer　の性能の違い | invoke-webrequest は遅い

作成日：2020/01/29 更新日：2024/04/16

Windows11 のコマンドライン環境でWebサーバからファイルをダウンロードするコマンドとして、invoke-webrequest や start-bitstransfer　があります。
invoke-webrequest と start-bitstransfer は共に　Powershell のコマンドレットです。

start-bitstransfer は　Background Intelligent Transfer Service (BITS) transferサービスを利用します。

ファイルをWebサーバからダウンロードする機能に限っては同じに見えますが性能に大きな違いがありました。
私のテスト環境では　start-bitstransfer は Background Intelligent Transfer Service (BITS) transfer 8倍高速でした。

もし　invoke-webrequest で Webサーバからのダウンロードが遅い場合は、start-bitstransfer に切り替えると良いかもしれません。

(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明invoke-webrequest Start-BitsTransfer
詳細次を参照のこと。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/powershell/module/microsoft.powershell.utility/invoke-webrequest?view=powershell-7.3&viewFallbackFrom=powershell-3.0
名前
Start-BitsTransfer

構文
Start-BitsTransfer [-Source] <string[]> [[-Destination] <string[]>] [<CommonParameters>]


エイリアス
なし

サンプルInvoke-WebRequest -Uri http://hostname/download.file -OutFile c:\temp\download.file Start-BitsTransfer -Source http://hostname/download.file -destination c:\temp\download.file
Webサーバダウンロード性能遅い早い

関連リンク：
tar、dump、dd によるバックアップ方式の違い


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