include ファイル種類

Windows の環境における主な include ファイルの種類に関して説明します。

スポンサード リンク

#include "stdafx.h" ・・・
プリコンパイル済みのヘッダーファイルです。プリコンパイルヘッダーオプションがオンの場合は必要となります。ただし「必ずincludeするヘッダーファイル」に指定した場合はソースに記載不要です。

#include <Windows.h>・・・
マイクロソフト Windowsの機能に特化したヘッダーです。多くのWindows API、マクロ、データタイプを定義するヘッダーファイルです。Win32 APIを使用するプログラムはこのファイルを使用します。

assert.h・・・
assertによるプログラムコード内での診断機能(デバッグなど)を使用する場合に使用します。

ctype.h・・・
文字の分解や変換などの便利な機能を使用する場合に使用します。

locale.h・・・
英語以外の言語に対応するための機能を使用する場合に使用します。

math.h ・・・
三角関数、指数関数、対数関数、べき乗関数、絶対値関数、誤差関数、ガンマ関数、浮動小数点乗算加算などその他多数の数学関数を使用する場合に使用します。

stdio.h・・・
printf など基本的な入出力を使用する場合に使用します。

stdlib.h・・・
よく使うユーティリティを使用する場合に使用します。

string.h・・・
文字列操作を使用する場合に使用します。

time.h・・・
日付、時間及び変換や表示形式に関する使用する場合に使用します。

wchar.h・・・
ワイド文字を扱う関数を使用する場合に使用します。

スポンサード リンク

[Windows 技術文書に戻る]