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OneDrive.exeとは | CPU使用率が高い場合の対処やプロセスを停止する方法

Windowsを使用していると、突然操作が遅くなる場合があります。
タスクマネージャーを起動すると特定のCPUの負荷率(場合によっては100%)になっている場合もあります。 このプロセスの役割は何?高CPU使用率の場合の対処は?プロセスを止めていいの?などを説明します。


プロセス名

OneDrive.exe

実行中のプロセスが存在するかは、以下のコマンドで確認が可能です。
C:\>tasklist | findstr /I OneDrive.exe

名称

Microsoft OneDrive

ファイルパス

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\Microsoft\OneDrive\OneDrive.exe
(注意)上記は代表的なパスでその他フォルダにもファイルが存在する可能性があります。

関連サービス

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プロセスの概要

OneDriveはMicrosoft が提供するオンラインストレージサービスです。Windows 上でローカルにファイルを保存する感覚で、インターネット上のストレージサービスにもファイルを保管できます。ただしセキュリティ上、無効にする場合も多いです。

プロセスを止める方法

「コンピュータの構成」「管理用テンプレート」「Windowsコンポーネント」「OneDrive」の「OneDrive をファイル記憶域として使用できないようにする」で「はい」を選択。Windowsの再起動などポリシー適用でこのプロセスが起動しなくなります。
無効化に関してはこのページ内の"スタートアップに関して"を参考にしてください。

CPU使用率が高い場合

(1)
以下のキャッシュをクリアして改善するか確認します。

【フォルダ】
%AppData%\Local\Microsoft\OneDrive\setup\logs

以下の2ファイルを削除します。隠しファイルのため attrib -h コマンドで表示させます。
UserTelemetryCache.otc
UserTelemetryCache.otc.session

(2)
OneDriveをアンインストール/再インストールします。
以下のコマンドで OneDriveを強制終了します。
TASKKILL /f /im OneDrive.exe

以下のコマンドより一度アンインストールします。
(上段は32ビット/下段は32ビットOS)
%systemroot%\System32\OneDriveSetup.exe /uninstall
%systemroot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe /uninstall

以下のコマンドより再インストールします。
%systemroot%\System32\OneDriveSetup.exe
%systemroot%\SysWOW64\OneDriveSetup.exe

(3)
'OneDriveと大きなファイルの送受信あるいは大量のファイルの送受信が行われていないか確認します。そもそもOneDriveを使用していない場合は、ポリシーにより無効にすべきです。
・アンチウィルスでシステム、及び全部のドライブのアンチウィルスを実行します。(アンチウィルスは最新版に更新すること。更新しないと意味がない。)

・所定の場所に存在しないファイルはウィルス、スパイウェア、RATの可能性があるので要注意です。

・Windowsを再起動します。

・以下のsfcコマンドによるシステムファイルチェックを実行します。

C:\>sfc /scannow

スタートアップに関して

このプロセスはスタートアップに定義されています。 タスクマネージャー上では名前はMicrosoft OneDrive、著作権はMicrosoftで定義されています。 もしWindows起動時にこのプロセスを起動したくない場合は、スタートアップで無効化してください。対象を右クリックして[無効化]を選択します。
参考:

【30種類以上】Windows 10 起動時に実行されるプログラムと設定方法まとめ

本ページは2016年4月における情報を元に記載しています。今後仕様が変更になる場合があります。
情報の正確性は保証されません。仕様変更後に情報が更新されるとは限りません。自己責任で参考にしてください。

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