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[Windows 11 FAQ 一覧] - ["リモートでサインインするには、リモートデスクトップ サービス経由でサインインする権限が必要です"エラーの原因と対処]
【目次】
リモートでサインインするには、リモートデスクトップ サービス経由でサインインする権限が必要です。既定では、Remote Desktop Users グループのメンバーがこの権限を持っています。所属しているグループに権限がない場合や、Remote Desktop Users グループから権限が削除されている場合は、権限を追加する必要があります。
このエラーによりリモートデスクトップ接続に失敗してしまいます。
このエラーの原因
様々なエラーが考えられます。主に次のようなエラーが考えられます。
(1)プロファイルのアクセス権
一番多い原因はプロファイルが保存されたフォルダやファイルへのアクセス権が欠落している場合です。
プロファイル内のフォルダやファイルにはログインするユーザのアクセス権が必要です。
(所有権に関してはsystem、そのユーザ、administratorなどばらばらなようです。)
特にプロファイルをコピーしたりバックアップしたりした場合にアクセス権が無くなる場合があります。
フォルダのアクセス権が問題ないか確認してください。
参考:プロファイルのバックアップでアクセス権が必要
(2)グループポリシー設定
グループポリシーには次のようにリモートデスクトップ接続を許可、拒否する設定があります。
(a)許可する設定
[コンピュータの構成] - [Windowsの設定] - [セキュリティの設定] - [ローカルポリシ] - [ユーザの権利の割り当て] - [リモートデスクトップサービスを使ったログオンの許可]
(b)拒否する設定
[コンピュータの構成] - [Windowsの設定] - [セキュリティの設定] - [ローカルポリシ] - [ユーザの権利の割り当て] - [リモートデスクトップサービスを使ったログオンの拒否]
もし拒否にユーザが設定されていた場合([リモートデスクトップサービスを使ったログオンの拒否] )本エラーが発生してリモートデスクトップ接続に失敗します。
また許可(リモートデスクトップサービスを使ったログオンの許可)にはデフォルトで"administrators"と"Remote Desktop Users"が設定されています。
設定が変更されていたら再度追加して改善するか確認します。
(3)システムのプロパティ
システムのプロパティでもリモートデスクトップ接続の設定が可能です。
ここでも正常に設定されているか確認してください。
参考:
このユーザーアカウントはリモートログインを許可されていないため、接続は拒否されました。
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