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[Windows 10 FAQ 一覧] - [復元ポイントが作成できない原因と対処]
【目次】
そもそも復元ポイント機能が無効化されている場合に失敗します。復元ポイント機能が無効化されている場合は以下エラーが発生します。
C:\>Powershell CheckPoint-Computer -Description "test"
CheckPoint-Computer : このコマンドは、次のエラーにより実行できません: サービスは、無効であるか、または関連付けられた有
効なデバイスがないため、開始できません。
機能を有効化します。
(1)コントロールパネルから実行する場合
コントロールパネルからシステム保護を有効化することが可能です。以下を参考にして有効化します。
システム保護を有効化する
(2)Powershellコマンドで実行する場合
システムの復元機能を有効化します。コマンドプロンプトを管理者で開いて実行します。
C:\> powershell Enable-ComputerRestore -Drive C:\
システムの復元機能を無効化します。コマンドプロンプトを管理者で開いて実行します。
C:\> powershell Disable-ComputerRestore -Drive C:\
必要なサービスが起動していない
システム復元ポイント作成に必要なサービスが起動していない場合は以下のエラーが発生します。
CheckPoint-Computer : このコマンドは、次のエラーにより実行できません: サービスは、無効であるか、または関連付けられた有
効なデバイスがないため、開始できません。
作成には以下の2種類のサービスが必要です。手動になっていることを確認します。手動であれば必要時に自動的に起動されます。無効化されている場合は復元ポイント作成に失敗します。
・Volume Shadow Copy サービス
・Microsoft Software Shadow Copy Provider サービス
また依存するサービスであるRemote Procedure Callサービスが自動化されている必要があります。
ディスクの空き容量が無い
ディスクの空き容量がない場合エラーとなります。
実行ユーザ権限
administrator権限で実行して復元ポイントが作成可能か確認します。
システムが破損している
システムが破損している可能性があります。以下のコマンドでシステムが破損していないか確認します。
以下のコマンドでシステムに矛盾が発生していないか確認します。
C:\>sfc /scannow
問題が発生している場合以下コマンドで修復を試みます。
C:\>dism /online /cleanup-image /restorehealth
連続で作成しようとした
復元ポイントは短期間で連続して作成することはできません。でフィルとでは1440分以内に再作成することはできません。
警告: 過去 1440
分以内に作成されたシステム復元ポイントが既に存在するため、新しいシステム復元ポイントを作成できません。復元ポイントの作
成頻度を変更するには、レジストリ キー 'HKLM\Software\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\SystemRestore' の下に、DWORD
値 'SystemRestorePointCreationFrequency' を作成します。このレジストリ
キーの値で、復元ポイントを連続して作成する際に確保する必要がある間隔を分単位で指定します。既定値は 1440 分 (24 時間)
です。
復元ポイントを作成する
復元ポイントを作成するには主に2通りの方法があります。
(1)コントロールパネルから作成する。
(2)コマンドで実行する。
以下のようなコマンドで作成することが可能です。
C:\>Powershell CheckPoint-Computer -Description "test"
作成した復元ポイントはコントロールパネル、あるいは以下のコマンドで確認することが可能です。
C:\>Powershell Get-ComputerRestorePoint
2020/02/17 1:00:03 test 65 BEGIN_SYSTEM_C... APPLICATION_INSTALL
Windowsタスクでの実行
Windows タスクでスケジューリングされています。以下のタスクで確認することが可能です。
C:\Windows\System32\Tasks\Microsoft\Windows\SystemRestore\SR
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