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[Windows 10 FAQ 一覧] - [PCバッテリーの残量を確認するコマンド]
【目次】
(1)
管理者権限でコマンドプロンプトを開き以下コマンドを実行。
C:\>powercfg /BATTERYREPORT
バッテリ寿命レポートがファイル パス C:\WINDOWS\system32\battery-report.html に保存されました。
(2)以下のファイルをブラウザで開きます。(XML形式であるため、メモ帳などのテキストエディタで開くと理解しにくくなります。Edge やIE などのブラウザで開きましょう。)
C:\WINDOWS\system32\battery-report.html
あるいは環境によっては以下に保存されます。
C:\Users\(ユーザ名)\battery-report.html
フルチャージ時のキャパシティ
"Battery capacity history"の"FULL CHARGE CAPACITY"を確認することにより、フルチャージ時のバッテリの容量の履歴が分かります。
バッテリは使用するごとに容量が減っていきます。要するにフルチャージでPCを使用できる時間が減っていくということです。その履歴が分かります。
バッテリを新品と交換しない限り減っていくはずです。ただしアナログ的な物なので値は正確ではないようです。
ちなみに"DESIGN CAPACITY"は理論上のバッテリの最大容量です。過充電を防ぐため自動的にバッテリのフル容量を計算しています。時間が経過するにつれてこの"DESIGN CAPACITY"は減っていきます。過充電を避けるためおそらく "FULL CHARGE CAPACITY">"DESIGN CAPACITY"にならないはずです。この水準で充電が停止されるはずです。
バッテリ稼働可能時間
"BatteryLifeEstimates"の"AT FULL CHARGE" はバッテリフル充電時からバッテリ稼働させた場合にどのくらいPCが使えるかの値です。これは実際にバッテリ稼働させたデータからの推測値なのであまり正確ではないと思います。下の例ではかなり使い込んだバッテリの値です。ほとんど容量が無く、バッテリが使用できないことが分かります。
仮想環境でのバッテリ
仮想環境でのバッテリを確認してみました。"No batteries are currently installed"と表示されました。やはりインストールされていないと判定されるようです。
Battery report
COMPUTER NAME DESKTOP-YOURPCNAME
SYSTEM PRODUCT NAME VMware, Inc. VMware7,1
BIOS VMW71.00V.(略)
OS BUILD 22000.1.amd64fre.co_release.210604-1628
PLATFORM ROLE Desktop
CONNECTED STANDBY Not supported
REPORT TIME 2021-11-2100:57:54
Installed batteries
Information about each currently installed battery
No batteries are currently installed
Recent usage
Power states over the last 3 days
START TIME STATE SOURCE CAPACITY REMAINING
2021-11-2023:14:57 Active AC - -
2021-11-2100:33:47 Suspended - -
00:55:15 Active AC - -
00:57:54 Report generated AC - -
参考
"Full charge capacity"と "Design capacity"の 違い
powercfg コマンドの /energy と /batteryreport の違い
バッテリのフル容量を確認するコマンド
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