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作成日:2022/11/07
更新日:2022/11/08
対象:Windows 11

Edge のグループポリシーをダウンロードしてインストールする




【目次】

Microsoft Edge のグループポリシーをダウンロードしてインストールする


このページではMicrosoft Windows のブラウザであるEdge のダウンロードとインストールの方法に関して説明します。

例えばWindows Server 2019環境においてはデフォルトではMicrosoft Edge のポリシーはインストールされていません。
別途インターネットからダウンロードしてインストールする必要があります。その方法に関して説明します。

Edge 用のポリシーをダウンロード


Edge 用のポリシーは次からダウンロードすることが可能です。

Edge用のポリシーをダウンロードするには以下のページにアクセスします。
"Windows 64-bit のポリシーをダウンロード"
https://www.microsoft.com/ja-jp/edge/business/download?form=MA13FJ

(注意)クリックするのは"ダウンロード"のリンクではなく"Windows 64-bit のポリシーをダウンロード"のリンクです。"ダウンロード"をクリックするとEdge本体がダウンロードされてしまいます


以下のファイルが入手可能となるはずです。


MicrosoftEdgePolicyTemplates.cab



もし次のファイルがダウンロードされた場合はクリック先を間違えています。再度確認してください。

MicrosoftEdgeEnterpriseX64.msi (これはポリシーファイルではなくEdge本体です。)



cab ファイルを展開する


入手したcabファイルを展開します。例えば c:\temp などにコピーしてから、MicrosoftEdgePolicyTemplates.cab をダブルクリックします。
ダブルクリックすると "MicrosoftEdgePolicyTemplates.zip" が表示されますので、これを右クリックして「すべて展開」を実行します。

展開先を指定してから「展開」を実行します。

以上でテンプレートが展開されるはずです。
指定したフォルダで以下のように展開されるはずです。

examples
html
mac
windows



主に利用するのは次のファイルです。

windows\admx\msedge.admx
windows\admx\ja-JP\msedge.adml



ドメインコントローラの場合はドメインコントローラのセントラルストアに保存します。

ローカルポリシーの場合は以下に保存します。今回はローカルポリシーに保存する場合を例に説明します。


C:\Windows\PolicyDefinitions\msedge.admx




C:\Windows\PolicyDefinitions\ja-JP\msedge.adml



Edge のポリシーを確認する


以上でポリシーが表示されるようになるはずです。
gpedit.msc を起動して確認してください。特に"gpupdate /force" などのコマンドは不要で表示されるはずです。

[ローカルコンピュータポリシー] - [コンピュータの構成] - [管理用テンプレート] - [Microsoft Edge]

参考:
ローカルポリシーエディタの起動方法

ポリシーの例


例えばEdge を初めて起動した場合、Edgeの"ようこそ"画面が表示され色々とカスタマイズが要求されます。
この表示を無効にするには"最初の実行エクスペリエンスとスラッシュスクリーンを非表示にする"を有効にします。次の説明文が表示されています。


このポリシーを有効にした場合、Microsoft Edge を初めて実行したときに、初回実行エクスペリエンスとスプラッシュ スクリーンが、ユーザーに対して表示されなくなります。

初回実行エクスペリエンスに表示される構成オプションでは、ブラウザーの既定の設定は次のようになっています。

- 新しいタブ ページでは、フィードの種類は MSN ニュースに、レイアウトはインスピレーションに設定されます。

- Windows アカウントの種類が Azure AD または MSA であれば、ユーザーは Microsoft Edge に自動的にサインインされます。

- 既定では同期は有効になっておらず、ユーザーはブラウザの起動時に同期するかどうかを選択するようメッセージが表示されます。'ForceSync' (ブラウザー データの同期を強制し、同期の同意プロンプトを表示しない) または 'SyncDisabled' (Microsoft 同期サービスを使用しているデータの同期を無効にする) ポリシーを使用して同期と同期の同意プロンプトを構成できます。

このポリシーを無効にした場合または構成しなかった場合、初回実行エクスペリエンスとスプラッシュ スクリーンが表示されます。

注意: 初回実行エクスペリエンスでユーザーに表示される特定の構成オプションは、他の特定のポリシーを使用して管理することもできます。HideFirstRunExperience ポリシーをこれら特定のポリシーと組み合わせて使用すると、マネージド デバイスにおける特定のブラウザー エクスペリエンスを構成できます。こうした組み合わせに使用できるポリシーの一部を次に示します。

-'AutoImportAtFirstRun' (初回実行時に別のブラウザーのデータと設定を自動的にインポートする)

-'NewTabPageLocation' (新しいタブ ページの URL を構成する)

-'NewTabPageSetFeedType' (Microsoft Edge の新しいタブ ページ エクスペリエンスを構成する)

-'ForceSync'

-'SyncDisabled'

-'BrowserSignin' (ブラウザー サインインの設定)

-'NonRemovableProfileEnabled' (職場または学校アカウントで自動的にサインインする既定のプロファイルを、ユーザーが常に持つ必要があるかどうかを構成する)








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