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作成日:2021/11/23
更新日:2021/11/23
対象:Windows 11

Windows11でTPM 回避ができない場合の対処





TPM や CPU 要件を満たしていないPCがありこれに何とか体験版のWindows 11 をインストールしようとしました。
そのため以下のレジストリを設定しました。
これにより TPM 2.0 (少なくとも TPM 1.2 が必要) 、CPU ファミリ、CPU モデルがWindows11の要件を満たしていなくても、インストール時のチェックをバイパスできるようです。


レジストリキー: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup
名前: AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU
種類: REG_DWORD (32bit)
設定するデータ値: 1



(注意)レジストリは非常に重要な設定です。誤って設定した場合、システムにダメージを与える可能性があるため十分に注意してください。

参考:初心者向けレジストリエディタの起動方法

しかしこの設定を行ってもバイパスすることができませんでした。

初めはWindows 11 インストール時に、[Alt] + [F10]でコマンドプロンプトを開き上記のレジストリ値を設定しましたが、チェックをバイパスできませんでした。

そこで次にWindows 10 上で上記の設定を行い、その状況でWindows 10 のインストールISOを作成しクリーンインストール(新規インストール)を行いましたが、同じくインストール時のチェックをバイパスできませんでした。

私が確認した限り、正しい方法は次の通りでした。(あくまでも確認した限りであり、本当に正しいか分かりません。また検証したのは2021年11月現在であり、要件が変更になる可能性もあります。)

Windows 10 でこのレジストリを設定します。その後 Windows ISOのsetup.exe よりこのWindows10をWindows11にアップグレードしました。
これによりWindows11にすることが可能でした。TPMやCPU要件を満たさないPCのクリーンインストールする方法は見つかりませんでした。

Microsoft のいうとおり例え回避してインストールしても、今後Windows Update に失敗する場合など問題が発生する可能性があるようです。
また性能が落ちる可能性もあるでしょう。
あくまでも自己責任でアップグレードしてください。







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