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作成日:2017/05/26
更新日:2017/05/27
対象:Windows 10

"Windows リソース保護は、修復サービスを開始できませんでした。"の原因と対処





sfc /scannow によりWindows システムファイルに異常がないかスキャンする場合にエラーが発生する場合があります。


C:\Windows>sfc /scannow

Windows リソース保護は、修復サービスを開始できませんでした。



(英語の場合:Windows Resource Protection could not perform the requested Service or Start the Repair Service)

このエラーは「Windows Modules Installer(TrustedInstaller)」サービスが無効に設定されている場合に出力されます。
TrustedInstallerとは特別な処理を行うことが可能なサービスです。例えばUACによりadministratorでも変更できないシステム領域に対して変更を行うことができます。sfc /scannow はおそらくこのサービスの特権を使用してスキャンするのでしょう。よってこのサービスが「無効化」されていると失敗します。「手動」に設定されていれば、必要時に自動で起動されると思われます。

コマンドプロンプトでは以下のコマンドで確認することが可能です。管理者でコマンドプロンプトを開いてから実行してください。


sc qc TrustedInstaller | findstr START_TYPE




サービス管理ツールより変更する場合は以下を参考にしてください。
サービスの設定を変更する(自動、手動、無効など) | Windows 10

サービスを手動に変更してから再度 sfc /scannow を実行してみてください。


参考:
Windows Modules Installerサービスの状態(起動中/停止中)を確認するコマンド | Windows
TrustedInstaller.exeとは







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