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ilo と iloのリモートコンソールの違いとは

作成日:2020/01/29

このページでは ilo の説明、および ilo の追加機能の一つである リモートコンソール機能に関して説明します。2017年現在の調査結果に基づいているため、今後変更になる可能性もあります。

(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。

比較表

比較は以下の表の通りとなります。

説明iloilo のリモートコンソール
一言で言うとHP機器のハードウェア管理機能。遠隔操作も対応。
iloに追加する、画面転送機能。
概要ilo とは HP 機器に搭載されているハードウェア管理の機器。遠隔管理も可能。
HP機器本体とは独立しているため、HP機器本体あるいはOSが障害でダウンしても操作することが可能。またネットワークI/Fも独自に保有するため、HP機器本体のネットワークがダウンしても操作が可能。
この特徴により、障害対応やHP機器の電源がダウンしている場合でも遠隔地から管理が可能となる。(現地に出向く必要がない)
遠隔電源操作や障害時のTrap送信も可能。

似たような機器に IBM xSiries のIMM(Integrated Management Module)、AMM(Advanced Management Module)などがある。
iloのリモートコンソールとは、iloの拡張機能のこと。ilo搭載 HP 機器の画面をそのまま遠隔へ転送し、手元のPCで操作する。(要するに遠隔のHP機器を手元のビデオ、マウス、キーボードで操作)手元のCD/DVDも遠隔でマウントが可能。
特徴はsshやリモートデスクトップなどと異なり、OSが起動していない、BIOS画面なども転送が可能。
追加ライセンスが必要な可能性があり、詳細はメーカーに確認する。
ポイント本体と独立(CPU、メモリ、ネットワーク、稼働OSが本体とは異なって動作している。)
本体のOSが起動してない(例えばBIOS画面)などでも遠隔で画面の操作が可能。

関連リンク:
シェル、コンソール、端末、コマンドラインの違いを比較表で解説


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