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このページではsslとsshの違いに関して説明します。sslはブラウザを使用している一般ユーザにはおなじみでしょう。ブラウザで鍵マークが表示されるセキュアな暗号化通信です。一方SSHはあまりなじみがないかもしれません。遠隔地からPCにリモート接続する場合に使用するプロトコルです。Windows では RDPが使用されますが、Linux系ではSSHがリモートログインとしてよく使用されます。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | SSL | SSH |
正式名称 | Secure Socket Layer | Secure Shell |
ポート番号 | TCP 443 | TCP 22 |
主な用途 | 原則はブラウザとWebサーバの間のセキュアな通信 | 機器間のセキュアな通信 |
機能 | HTTP以外にもSMTPやPOPをセキュアにトネリングすることが可能 | リモートシェル機能 |
使用ケース | インターネットバンキング、インターネットトレード、SNS、電子政府、Webメール、クラウドサービスなどセキュアな通信が必要なシステム | リモートからコンピュータ機器へのログインなど |
認証 | 秘密鍵・公開鍵認証 | パスワード認証、秘密鍵・公開鍵認証 |
公開鍵 | 受け入れる公開鍵が正当かブラウザ側に事前にインストールされているルートの証明書ベースで確認する。 | 原則事前に入手する。入手していない場合は初回接続時にfingerprintを受け入れるか判断が必要。 |
メリット | 事前の公開鍵の登録が不要 | 事前に双方の公開鍵の登録が必要 |
デメリット | 認証局から発行された証明書の入手が必要。(ただし独自証明書の場合もあり) | 1対1の通信などは仕組みの構築が用意 |
関連リンク:
ssh と telnet の違いを簡単比較表で説明
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