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このページでは、ゼロクライアント、シンクライアント、FATの違いに関して説明します。
ゼロクライアントとは本当に表示機能と入力機能しか保有しません。ファームウェアで動作し、CPU、メモリ、ディスクを保有しません。ほとんど故障もしないでしょう。シンクライアントと異なり OSやブラウザを保有しないので、パッチ適用やアンチウィルスも不要です。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | シンクライアント | ゼロクライアント | FAT PC |
OS | 〇(有り) | ×(無し) | 〇(有り) |
ドライバ | 必要 | 不要 | 必要 |
CPU | 〇(有り) | ×(無し) ただし専用プロセッサが必要 | 〇(有り) |
メモリ | 〇(有り) | ×(無し) | 〇(有り) |
ストレージ | △ (OSを保存するフラッシュエリア有り) | ×(無し) | 〇(有り) |
グラフィック表示 | 遅い | 早い | 早い |
操作の快適さ | × | 〇 | 〇 |
データ | PC上にデータ有り | データを保有しない | PC上にデータ有り |
ウィルス感染のリスク | 〇(有り) | ×(無し) | 〇(有り) |
クライアントの管理 | 管理負荷中 | ほぼ不要 | 管理負荷大 |
オフラインでの作業 | ×(不可) | ×(不可) | 〇(可能) |
プロトコル | 接続用プロトコルを使用。 | 専用プロトコル。ハードウェアで最適化されている。 | 様々なプロトコルで通信。 |
関連リンク:
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