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このページではcookie(クッキー)とキャッシュの違いに関して説明します。共にブラウザでローカルディスクに保存される情報です。ただし役割が全く異なります。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | cookie(クッキー) | キャッシュ |
概要 | ・Webサーバからブラウザに送信されるユーザに関する情報。 次回Webサーバに接続する場合にユーザを識別するために使用する。 | ・ブラウザで表示した内容をそのままローカルディスクに保存しておく。 その後(短時間の間で)同じページを表示する場合、わざわざWebサーバから取ってくるのではなく、キャッシュに保存しておいたのを 表示する。その方が早い。 ブラウザでページを前に進んだり戻ったりする場合にすぐに移動できるのはキャッシュのおかげ。 |
簡単に言うと | 次にWebサーバに来るときに使うから、情報をブラウザ側で覚えておく | Webサーバですでに表示した内容をブラウザ側で覚えておく。 |
サイズ | 極めて小さい。 おおよそ5000Kbまで。 | 大きい。 ブラウザの設定に依存する。IE11の場合は 8M〜1024M。推奨サイズは50M〜250M) |
Windowsでの場所 | 環境により異なる。以下はWindows10での例。 C:\Users\[username]\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache | 環境により異なる。 "Cookie:[username]@[ホスト名]"のように表示される。 C:\Users\[username]\AppData\Local\Microsoft\Windows\INetCache |
その他 | ブラウザの設定でcookieを拒否することも可能。 | キャッシュのサイズは変更することが可能。サイズを超えると古いものから削除される。 |
以下は Microsoft Edge ブラウザにおけるクッキーとキャッシュの設定です。
関連リンク:
cookie と Internet Temporary files(キャッシュ)の違い
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