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このページでは主にWindows Serverで使用する「SNMP サービス」と「SNMP Trapサービス」の違いに関して説明します。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | SNMP サービス | SNMP Trap サービス |
概要 | SNMP の管理を行うサービス | SNMP のトラップを受信するサービス |
Windows Server 2012 R2では | 標準で稼働しているサービス。 | サーバマネージャーで「SNMP Trap」機能を追加する。 |
確認コマンド | C:\>sc queryex SNMP SERVICE_NAME: SNMP TYPE : 10 WIN32_OWN_PROCESS STATE : 4 RUNNING (STOPPABLE, NOT_PAUSABLE, IGNORES_SHUTDOWN) WIN32_EXIT_CODE : 0 (0x0) SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0) CHECKPOINT : 0x0 WAIT_HINT : 0x0 PID : 1612 FLAGS : | C:\>sc queryex SNMPTRAP SERVICE_NAME: SNMPTRAP TYPE : 10 WIN32_OWN_PROCESS STATE : 1 STOPPED WIN32_EXIT_CODE : 1077 (0x435) SERVICE_EXIT_CODE : 0 (0x0) CHECKPOINT : 0x0 WAIT_HINT : 0x0 PID : 0 FLAGS : |
起動コマンド | C:\>net start SNMP SNMP Service サービスを開始します. SNMP Service サービスは正常に開始されました。 | C:\>net start SNMPTRAP SNMP Trap サービスを開始します. SNMP Trap サービスは正常に開始されました。 |
停止コマンド | C:\>net stop SNMP SNMP Service サービスを停止中です.. SNMP Service サービスは正常に停止されました。 | C:\>net stop SNMPTRAP SNMP Trap サービスを停止中です.. SNMP Trap サービスは正常に停止されました。 |
前の表で記載したように、SNMP TrapはWindows Server 2012 ではサーバマネージャから機能を追加することが可能です。
sc コマンドで以下のように状態を確認することが可能です。
C:\>sc query type= service state= all | findstr -i snmp
SERVICE_NAME: SNMPTRAP
DISPLAY_NAME: SNMP Trap
SERVICE_NAME: SNMP
DISPLAY_NAME: SNMP Service
services.msc では以下のように確認することが可能です。
関連リンク:
【紛らわしい用語】snmp、smtp、ntp、sntpの違い
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