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このページでは Window環境でよく使うコマンドであるcopy、xcopy、robocopy コマンドの明確な違いを説明します。主にフォルダのコピーや同期処理が異なってきます。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | copy | xcopy | robocopy |
概要 | copy の標準コマンド。 xcopyやrobocopy と比較して優位性はないと思われる。 | ディレクトリをサブディレクトを含めて一括でコピーできる(ディレクトリツリー)。再帰的に深いサブフォルダまでコピーできる。 | フォルダの同期が可能。コピー元、コピー先の差分を確認してコピーすることが可能。 同期先のフォルダを削除することも可能。 |
機能の差 | 基本機能で低機能。 | 主にcopyにサブフォルダコピー機能を追加。 | 様々なオプションがあり、とても高機能。 |
種類 | 内部コマンド(OS組み込みコマンド) | 外部コマンド C:\Windows\System32\xcopy.exe | 外部コマンド C:\Windows\System32\Robocopy.exe |
用途 | 1個のファイルやフォルダ内の全部のファイルをコピーする場合など。 | サブフォルダを含めである程度のファイル数、フォルダ数のファイルをコピーする場合。 | バックアップを行う場合。サーバ間でフォルダを同期したい場合など。 |
定番コマンド | 1個のファイルを単純コピー copy [ファイル名] [コピー先] | サブフォルダ含めて一気にコピーする xcopy /s /q *.* | フォルダ間をミラーします。すでにあるファイルはコピーしないため同期は高速です。 robocopy /mir [ミラー元] [ミラー先] |
関連リンク:
copyとxcopyコマンドの違い
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