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主に組み込み型、特殊デバイス向けのWindows である "Windows 10 IoT Core" と"Windows 10 IoT Enterprise"の違いに関して説明します。Windows 10 IoT core は主に小型デバイスに使用されるWindows です。(PC ではなく小型の装置)。ARM プロセッサもサポートしています。店頭にあるボードやPosなどで利用されます。一方でWindows 10 IoT Enterprise は通常のWindowsとほぼ同じです。ただし半年に1度の大型アップデートは不要です。大型アップデートなしで10年間サポートされます。組み込みデバイスなどでは大型アップデートは困難です。不具合が発生する可能性もあります。それを回避するためにこの大型アップデートが不要となっています。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | Windows 10 IoT Core | Windows 10 IoT Enterprise |
ユーザインターフェース | 全面に一つのUWPアプリを実行 | 従来のWindows にロックダウン機能を追加 |
実行可能アプリ | 全画面での同時に1個のUWP アプリ | UWP および Windows ネーティブexe |
Domain join | Azure Active Directory のみ | Azure Active Directory と従来のWindows domain |
セキュリティ | TPM , Secure Boot, BitLocker, Device Guard, Device Health Attestation | TPM , Secure Boot, BitLocker, Device Guard, Device Health Attestation |
サポート CPU | x86 , x64, ARM | x86 ,x64 |
関連リンク:
IoT、IcT、IoE の違い
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