USBメモリ、USBディスクなどのリムーバブルメディア(外部記憶装置)の使用を禁止する方法について説明します。
USBメモリやUSBディスクの使用を許可すると、これらのメディア経由でパソコン内の情報が流出したり、ウィルスなどのマルウェアをパソコンに持ち込まれる可能性があります。グループポリシーを使用してこれらのメディアの使用を禁止する方法について紹介します。
グループポリシー "リムーバブル記憶域へのアクセス"を使用すれば、パソコンに接続するリムーバブルデバイス(USBメモリ、USBディスク、カメラ等)のアクセスを
コントロールすることが出来ます。
ポリシー:ローカルコンピュータポリシ/コンピュータの構成/管理用テンプレート/システム/リムーバブル領域へのアクセス
グループポリシー設定方法はこちら→グループポリシーエディタの起動方法
例:リムーバブルディスク:実行アクセス権の拒否→有効に設定した状態で
USBメモリやUSBディスクを接続しエクスプローラからアクセスすると以下のようなダイアログが表示されます。(Gドライブが割り当てられる場合)
ここの設定項目と禁止するデバイスの一覧は以下のとおりです。
CD および DVD → CDとDVD
フロッピー ドライブ → USBフロッピーを含むフロッピー
リムーバブル ディスク → USBメモリ,USBディスク等
テープ ドライブ → テープドライブ
WPD デバイス → メディア プレーヤー、携帯電話、補助ディスプレイ、および CE デバイスなど
・ここに設定せずすべてのリムーバブル記憶領域のポリシーを設定した場合には他の設定にかかわらず、すべてのリムーバブル記憶装置が使用禁止になります。
・カスタムクラスを指定すれば、リムーバブル装置のGUID を指定して設定する事が可能です。
カスタムクラスのGUIDは {xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx} の形式で指定します。
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