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【質問】sftp クライアントで帯域を制限する

環境:Redhat Enterprise linux 6(EL)

【回答】
sftp クライアントで帯域を制限する方法です。

-l オプションで帯域を制限することが可能です。

3Gのファイルを sftp でダウンロードしてみました。

オプションなしでは22.5MB/s で2分1秒かかりました。


一方で -l 1024*8*10 オプション(81920bit = 10M)

では9.9MB/s で4分45秒かかりました。とりあえずオプションは有効のようです。


(注意1)
SSHサーバ側はWindowsで構成しました。テスト用のファイルは以下のコマンドで一発でできます。
例えば以下のコマンドで3Gのファイルが一瞬でできます。

fsutil file createnew test.dat 3000000000



(注意2)
古いssh client のsftp コマンドは、帯域を制限する -l オプションがありません。例えば redhat 6.x系標準のコマンドは-l がありませんが、7.x ではオプションがあります。

# rpm -qa | grep openssh-clients
openssh-clients-5.3p1-84.1.el6.x86_64

# sftp
usage: sftp [-1Cv] [-B buffer_size] [-b batchfile] [-F ssh_config]
[-o ssh_option] [-P sftp_server_path] [-R num_requests]
[-S program] [-s subsystem | sftp_server] host
sftp [user@]host[:file ...]
sftp [user@]host[:dir[/]]
sftp -b batchfile [user@]host


参考:
ftps と sftp の違い
sftp と scp の違い




(*)本ページは Redhat Enterprise Linux 7以後を想定しています。

最終更新日:2018/04/13



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