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[Windows 10 FAQ 一覧] - [Windows でブルースクリーンを強制する5通りの方法]
【目次】
このページでは強制的にこのBSODを発生させる手順に関して説明します。ダンプファイルのテストなどに活用してください。
5通りの方法を紹介します。一番簡単なのはコマンドで重要なプロセスを終了させる方法でしょう。ただし方法によりSTOPコードが異なるので何通りかの方法で試すとよいでしょう。
(1)svchost.exeを強制終了する
svchost.exeを強制終了するとBSODとなります。
C:\>taskkill /F /IM:svchost.exe
CRITICAL PROCESS DIEDが表示され以下画面が表示されます。QRコードで対応を確認することが可能です。
メモリーダンプを取得する設定がされていてかつ取得が可能な場合は以下の通り物理メモリからダンプファイルへの生成が行われます。数Gのファイルであるためしばらく時間がかかります。
(2)wininit
wininit.exeも重要なプロセスで停止するとBSODとなります。
C:\>taskkill /F /IM:wininit.exe
エラー: プロセス "wininit.exe" (PID 784) を強制終了できませんでした。
理由: アクセスが拒否されました。
コマンドプロンプトからは強制終了できませんでしたが、タスクマネージャから強制終了することができました。
ただし出来たのは Windows Server 2016であり、Windows 10ではコマンドと同様にアクセスが拒否されました。
Cドライブを書き込み不可に
VMware などの場合は管理ツールから仮想ディスクをデタッチするとBSOD化することが可能です。(詳細手順は省略)
iSCSI Initiator ドライバをインストールする
デバイスマネージャから不要なデバイスを追加するとクラッシュする場合があります。
例えばカードが挿入されていないのに"iSCSI Initiator "をインストールするとBSODになるようです。Windows 10.0(バージョン1709)で確認。
デバイスマネージャーから追加することが可能です。
ドライバインストール中に以下BSODが発生しました。"SYSTEM THREAD EXCEPTION NOT HANDLED"というSTOPコードです。
CrashOnCtrlScroll機能
Windows では標準で強制的にBSODにする機能が搭載されています。
詳しい手順は以下のページを参考にしてください。
参考:
Window10で強制的にブルースクリーン(クラッシュ)させてメモリダンプを取得する
Hyper-V環境のDebug-VM
Hyper-V環境の場合は PowershellのDebug-VMコマンドレットで強制的にBSOD化する方法が提供されています。Hyper-V意外では使えないようです。
PS> debug-vm -name "仮想マシン名" -InjectNonMaskableInterrupt -Force
リソース不足
CPU使用率圧迫ツールやメモリ圧迫ツールにより負荷をかけました。動作はスローになりましたがBSODは発生しませんでした。
イベントログ
BSODの後の再起動後でイベントログでエラーを確認することが可能です。STOPコードから原因を調査することが可能です。
以下のようなログが記録されているはずです。
ログの名前: System
ソース: Microsoft-Windows-WER-SystemErrorReporting
日付: 2020/02/01 15:00:00
イベント ID: 1001
タスクのカテゴリ: なし
レベル: エラー
キーワード: クラシック
ユーザー: N/A
コンピューター: WIN-SERVERNAME
説明:
このコンピューターはバグチェック後、再起動されました。バグチェック: 0x000000ef (0xffff99814557b800, 0x0000000000000000, 0x0000000000000000, 0x0000000000000000)。ダンプの保存先: C:\Windows\MEMORY.DMP。レポート ID: b2b261fb-5787-4b6e-9085-08e23a11b881。
イベント XML:
<Event xmlns="http://schemas.microsoft.com/win/2004/08/events/event">
<System>
<Provider Name="Microsoft-Windows-WER-SystemErrorReporting" Guid="{ABCE23E7-DE45-4366-8631-84FA6C525952}" EventSourceName="BugCheck" />
<EventID Qualifiers="16384">1001</EventID>
<Version>0</Version>
<Level>2</Level>
<Task>0</Task>
<Opcode>0</Opcode>
<Keywords>0x80000000000000</Keywords>
<TimeCreated SystemTime="2020-02-08T06:24:00.585057300Z" />
<EventRecordID>9767</EventRecordID>
<Correlation />
<Execution ProcessID="0" ThreadID="0" />
<Channel>System</Channel>
<Computer>WIN-SERVERNAME</Computer>
<Security />
</System>
<EventData>
<Data Name="param1">0x000000ef (0xffff99814557b800, 0x0000000000000000, 0x0000000000000000, 0x0000000000000000)</Data>
<Data Name="param2">C:\Windows\MEMORY.DMP</Data>
<Data Name="param3">*********-****-****-****-************</Data>
</EventData>
</Event>
参考:
イベントビューアの起動方法
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