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このページではWindows Active Directory 環境における"セキュリティグループ"と"配布グループ"の違いに関して説明します。
グループアカウントの種類には"セキュリティグループ"と"配布グループ"の2通りがあります。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | セキュリティグループ | 配布グループ |
機能 | ファイルやリソースなどのアクセス権の設定に使用されるグループ。 例えばWindowsエクスプローラでアクセス権を設定する場合、アクセス権の許可のダイアログでこのグループが表示される。 通常ではグループといったらこの"セキュリティグループ"をいう。Doman admin もこのグループに属する。 | 主に電子メール(Exchage Server)で使用されるグループ。配布先グループとして使用される。 この配布グループにユーザを登録しておけばメールの一斉送信が可能である。 |
例 | 例えば test.txtというファイルに対してセキュリティグループAにアクセス許可を与えたとする。 AにユーザBとCを登録しておけば、test.txt にはユーザBとCがアクセス可能となる。 | 例えば配布グループAにユーザBとCを登録したとする。配布グループによりユーザBとCに一斉メールを送信することができる。 |
作成可能なユーザ | ドメイン管理者 | 原則どのユーザでも作成可能 |
この"セキュリティグループ"と"配布グループ"の違いは"ドメインのスコープ"とは別の話である。上記それぞれのグループに関してスコープを設定することが可能である。
関連リンク:
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ユーザパスワードとグループパスワードの違い | CentOS
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