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このページでは FTP における "パッシブモード(passive mode)" と "アクティブモード(active mode)" の違いに関して説明します。
passive mode が一般的となります。active mode の場合、外部から内部の方向で通信(セッション)を張るのでセキュリティ上許可しにくくなります。一般的にファイアウォールあるいはホームルータでは外から中への方向の通信は許可しません。
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | アクティブモード(Active mode) | パッシブモード(Passive mode) |
コマンド送信 | 21番 クライアント→サーバ | 21番 クライアント→サーバ |
データ受信 | (クライアント指定) サーバ→クライアント | (サーバが指定) クライアント→サーバ |
Firewall | データが外部から内部への通信(サーバからクライアント)のため、許可しにくい。 | 両方とも内部から外部への通信(クライアントからサーバ)のため許可しやすい。 |
Windows 標準のftp.exe | 〇サポートあり | ×サポートなし |
Windows 標準の ftp.exe はパッシブモードをサポートしていないため、ファイアウォールやホームルータ内の環境では使用できない場合があります。そのような場合は別途 FileZilla のようなパッシブモードをサポートしたFTPクライアントを使用するとよいでしょう。
FIleZilla 画面
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