[ホーム] > [間違えやすい類語 IT編一覧] > [CRUとFRUの違いとは | ハードウェア故障時の交換手段の違い]
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | CRU | FRU |
スペル | Customer Replaceable Unit | Field Replaceable Unit |
概要 | CRUとはハードウェアの部品の分類の一つでこの部品は故障時などにユーザ(顧客)が新品に交換可能なことを表す。 あるいはハードウェア保守の契約種類の一つ。 ハードウェアが故障した場合にはメーカがユーザ(顧客)に部品を発送し、ユーザ(顧客)が交換する契約。 | FRUとはハードウェアの部品の分類の一つでこの部品は故障時などに、ユーザ(顧客)が新品に交換することはできずCE(フィールドエンジニア)が交換する必要があることを表す。 あるいはハードウェア保守の契約種類の一つ。 ハードウェアが故障した場合にフィールドエンジニア(CE)が現地で新しい部品を交換する契約。 部品によってはユーザによる交換が困難なので、必ずFRUとなる部品もある。 |
簡単に言うと | ユーザが交換可能 | CE交換可能 |
契約費用 | CRUの部品は顧客が交換する契約の場合は保守契約費用は安くなる。 CRU/FRUどちらの部品もCEが交換する場合は保守契約は高くなる。 | FRUはCEが交換となる。 |
その他 | 主にホットスワップが可能な部品。簡単に交換が可能。同時に交換手順書も提示される。Raid構成のハードディスクやファンや電源装置など。 | 交換が難しい場合や、ユーザが機器を設置している場所(地方のデータセンタなど)に行けない場合などに契約する。 |
関連リンク:
ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアの比較表で違いを説明
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