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このページでは Windows と Linux における実行可能ファイルの違いに関して比較表で説明します。
Windows は拡張子でファイルのタイプを比較します。docxなら ワードファイル、pdf なら Acrobat Reader、HTML なら インターネットのHTMLファイル、txt ならテキストファイル、xlsx ならエクセルファイルという具合です。
実行可能ファイルでありバイナリファイルは拡張子が .exe あるいは .com となっています。(.comはほとんど使用されません。) .exe あるいは .com 以外のバイナリファイルは実行することはできません。
一方で Linux は拡張子で判断しません。個々のファイルにはパーミッション(permission)が付いており、「実行可能」という属性が付いている場合には実行することがパーミッションです。ユーザごと、グループごと、その他ごとで実行可能かどうかを設定することができます。(chmod コマンド)
(注意)分かりやすく簡単に記載しており、一部の環境や分野では記載内容が異なる可能性があります。あくまでも参考程度でお読みください。
説明 | Windows の実行可能ファイル | Linux の実行可能ファイル |
概要 | 拡張子が .exe か .com | 実行可能パーミッション(x) ファイル名は何でもよい。 |
備考 | ・拡張子を .exe や .com から変更してしまうと、実行できなくなる。 ・実行時には拡張子は省略できる。 例:samplePRGRM.exe の場合、 samplePRGRM のみで実行可能。 | (*)以下でファイルの属性を調べることが可能。 #file /bin/sed ただし"executable"と表示されても、x 属性が付いていないと実行できない。"許可がありません"エラーで失敗する。 |
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